2016年 12月 23日
晴れた下がった酔っ払いには気持ちが良い |
晴れ 氷点下28→30→25度
昨日の夜氷点下20度まで下がったので期待していたけれど、一歩外へ出た時に久しぶりで呼吸したら咳き込んでしまいましたよ。
寒い時どうやって呼吸していたんだろうか?
鼻の頭が痛くて呼吸するたびに鼻の中が凍るのはこれぐらいの気温からだったのねて再実感。
呼吸で毛皮の帽子に霜がついたりしてバッチリ冬体感中。
気温が下がると同時に雲も晴れ白い太陽がより大きく輝いていました。
やっぱり村の冬といえばこの景色よね。
定点観測地点だった小道から眺める煙も昨日よりは少しやる気が出てきた感じでしょうか?
煙の量自体も多いのでよりしっかり見えますね。
それでも流れている方向は暖かい時の方向なので、気温が下がったと言ってもこれ以上急激に下がることはなさそうです。
少し煙突へズームして写すとより昨日より寒いのがよくわかります。
昨日はペチカや薪暖房を使用していなかった家々からも一斉に煙が上がり、地表近くが白くけぶって上空が晴れるという冬ならではの景色になっています。
歩く時雪の音もキュッキュとこなの上を歩くような感触と音になり散歩が楽しみだわ。
明日行けるだろうか?
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ホテル朝食をちゃんと食べることが出来て嬉しい今回の旅。
一応毎日ちがうものを選んでいます。
今日はСырники(スィールニキ/カッテージチーズのパンケーキ)♪
私好みのカッテージチーズの量が多く粉が少ないタイプ。
すごく柔らかいの。
そしてこちらのホテルのものは結構大きくて最初は「え?2個だけ」と思ったけれど予想以上にお腹にたまりました。
また食べちゃいそう。
ホテルの朝食は複数選択肢があるけれど、ロシアらしい朝食が多くわざわざ他へ行かずとも粉ものが楽しめるところが好き。
今日は今回連れ合いの出張の山場というかこの宴会のために出張しているという宴会があるのでその下準備で手芸店へ。
入り口前で日差しが美しかったので一枚。
これでお昼前なのだから角度低いですよね。
村は緯度差ほど高くはないとはいえ、日本よりは高いのでやはりぐっと太陽の角度低くなっています。
店を出たら影が長ーく伸びる。
すごい足長担っているけれど、これお昼前です。
宿泊ホテルの朝食券はレストランの営業時間中ならいつでも使えるので、初日に連れ合いが使わなかった分と今日の分2枚余分があるんです。
その1枚を使ってお昼にБлины(ブリヌイ/ロシア風クレープ)を。
食感は好きなもっちりタイプ。こちらのものは甘みがほとんど無いので食事よりの味でした。
フルーツサラダ付き。
フルーツと言っても生はりんごだけであとは缶詰、そこにヨーグルトとくるみが乗っています。
飲み物は紅茶/中国緑茶/コーヒーから選択。
食べる時間は取れないけれど、とにかく作りたかったので。苦笑
必要な材料を買って歩いた道は、村にいた時に毎日芸術家さん宅へ通ったまさにその道。
冬にこの道を再度歩ける機会がくるとは思わなかったから嬉しい。
この時間日差しが差し込み影が魅力的なんですよ。
今年芸術家さん宅はかぼちゃの出来(個数)はよくなかったらしいのだけれど、友人宅は67個もできたのだとか。
そんな話を聞きながらいただくパイは甘いかぼちゃが美味しかった。
日本のかぼちゃより甘み控えめ水分多めで砂糖は加えているけれど、そのしっとりしつつ軽い食感はこちらのかぼちゃならではですね。
それにしても美しい色合いだった。
芸術家さん宅から帰る時の煙。
少し行く前に見た時より角度が上がっていて冷え込んでいるのがわかります。
家を出た時が30度になっていましたからね。
今日は綺麗な色に染まりそうなんだけどね。
準備で早くホテルへ帰らないといけないのでぐっと我慢。
何せ普段全くしない化粧なんぞをしないとさすがに宴席ではまずいだろうということで。
果たしてうまく化粧できるんでしょうか?
夕方からは宴席へ。
座った席はお偉いさんからよく見えてしまう場所の上にすぐに暗くなってしまったので本当に目の前にあったもののみ。
日本でいう忘年会を新年会と言って行うので来年の干支を模したサラダもありました。
→は私が最初に取った前菜。
Сало(サーラ/豚脂身塩漬け)
淡水魚のイクラオープンサンド
Холдец(ハラヂェツ/肉や魚の煮こごり)
塩漬け発酵キャベツのサラダ
どれも美味しかったのだけれど、サラダは生の玉ねぎとあえてあったので食べれなかった、宴席中に着物でトイレに篭るっていうのはきつすぎるからね。
サーラと黒パンにウォッカはしみじみ寒いところでいただくのが美味しいと実感するわ。
淡水魚の小さいイクラは塩味程よく美味しくてお代わりしてしまった。
ハラヂェツも肉と煮こごり部分のバランス良くお代わりする。
このほか私の座っているところで確認できた料理は鮭のイクラオープンサンド、魚前菜盛り合わせ(鱒系/鯉系/鰊が山盛り)、肉前菜(茹でた豚肉/茹でたタン/鶏肉に具をはさんでロールに整形して調理したもの)、生の果物盛り合わせ(ぶどう/りんご/洋梨/オレンジ)毛皮を着た鰊サラダ、塩漬け発酵キャベツのサラダとサーラが載っていた皿にはほかに木のこと玉ねぎのサラダ/ビーツで染めて紫にするキャベツのサラダ/キュウリのピクルスも。
ほかに各列1個子豚の丸焼きも。
これ宴席に出てきたの初めてみるけれど、やっぱりマヨネーズやオリーブで装飾しちゃうのね。
残念ながら取りに行くには遠く食べること叶わず。
滅多に無い機会だったのに〜〜〜。
後半になるとメインが出てきてголубцы(ガルブツィ/ロールキャベツ)、うずらサイズの鶏丸焼き山盛り、鱒と馬鈴薯のハンバーグ、茹でた馬鈴薯。
メインガルブツィだけ食べることできなかったけれど、どれも美味しくて酔っ払っている割にはよく食べました。
ロシアの宴会は踊って歌って食べて飲んでと気力体力充実していないと乗り切れないけれど、久しぶりで楽しかった。
今回連れ合いが自分たちの出し物で動いたために酔いが回りすぎ脱楽した後結構頑張ったけれど最後まで到達できず。
どうなったのかな?
着物は洋服より暖かいのでケープをかぶっては外で涼みながら少しでも長くと思ったけれど途中踊ったら一気に眠気が倍増しちゃったのよね。
駐在中の方に荷物を手伝ってもらい歩いてホテルへ。
なんとか徒歩で帰って着物も脱げるだけの理性は残っていたらしい。
やっぱり連れ合いが駐在中に帯同していた時は緊張感があったのか、ここまで酔うことはなかったので緊張感がなくなると酔っ払うのね。
気をつけよう。
駐在中のお二人には多分にご迷惑をかけたと思うわれるのでちょっと冷や汗も。
連れ合いにお礼を言っておいてもらわねば。
明日散歩いけるかしら?
これに生の玉ねぎを和えお好みで植物油と会えると二日酔いどめになるとロシア人がよく言うサラダの出来上がり。
キャベツのつけ汁を飲むのも二日酔いどめになるそうですよ。
黒パンとサーラ、ニンニクは最強のつまみの一つだと思う。
サーラは炒め物にも使えるのでオススメです。
村の宴席ではほぼ必ず出て来る華やかなサラダ。
塩漬け鰊/ポテトサラダ/ビーツのサラダの3種類を重ねた豪華な前菜サラダです。
クリスマスや新年にぴったり。
ケーキの様に映えます。
by etigoya13-3
| 2016-12-23 23:50
| 旅
|
Comments(10)
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M
at 2016-12-24 14:53
x
煙突風景のファンとしては、ズームは嬉しいですね!
おぉっ、気温、氷点下30まで下がりましたね。
この村の何気ない風景がいいですね。
スィールニキにブリヌィとホテルで食べたのですね。
いやぁ、食べたくなりました。
うわぁ、宴席もあって、しかし、お料理が盛りだくさんで
果物もたんまりでしたね!
ほぉ、ロシアでも塩漬け発酵キャベツ、食べるのですね。
この日も美味しい日でしたね!
おぉっ、気温、氷点下30まで下がりましたね。
この村の何気ない風景がいいですね。
スィールニキにブリヌィとホテルで食べたのですね。
いやぁ、食べたくなりました。
うわぁ、宴席もあって、しかし、お料理が盛りだくさんで
果物もたんまりでしたね!
ほぉ、ロシアでも塩漬け発酵キャベツ、食べるのですね。
この日も美味しい日でしたね!
0
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ei5184 at 2016-12-24 16:51
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yukkescrap at 2016-12-24 21:40
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echalotelle at 2016-12-25 00:04
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etigoya13-3 at 2016-12-25 00:21
> Mさん
煙突ファンが意外にいるのにびっくりです。
でもなんとも言えなく好きなんです。
そう、この日は一気に30度まで下がって空気が張り詰めていたのが懐かしい感じです。
初めて行く場所の旅行ではないので、住んでいた時の何気ない風景にやはり心惹かれ鱒。
ロシアの粉もの日本でも作りますが、本場で食べるとやはりおいしいです。
宴席、なんとか料理食べましたが今回は飲みのペースが早くてまだ食べたかったのにと悔やんでいます。
煙突ファンが意外にいるのにびっくりです。
でもなんとも言えなく好きなんです。
そう、この日は一気に30度まで下がって空気が張り詰めていたのが懐かしい感じです。
初めて行く場所の旅行ではないので、住んでいた時の何気ない風景にやはり心惹かれ鱒。
ロシアの粉もの日本でも作りますが、本場で食べるとやはりおいしいです。
宴席、なんとか料理食べましたが今回は飲みのペースが早くてまだ食べたかったのにと悔やんでいます。
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etigoya13-3 at 2016-12-25 00:23
> eiさん
確かに久しぶりにいきなり氷点下30度を体験したに近いので肌も鼻の中も驚いていました。
でも、風が収まると前日の気温が高くて風が強い日より体感は寒くないんですよ。
村の何気ない街角ですが、四季折々の良さがあると思います。
東京で住んでいるところは中心部としては比較的緑多い場所とはいえ、自然の緑にはやはり叶いませんね。
白い景色、時々訪ねたくなりますよね〜。
楽しみにしています。
確かに久しぶりにいきなり氷点下30度を体験したに近いので肌も鼻の中も驚いていました。
でも、風が収まると前日の気温が高くて風が強い日より体感は寒くないんですよ。
村の何気ない街角ですが、四季折々の良さがあると思います。
東京で住んでいるところは中心部としては比較的緑多い場所とはいえ、自然の緑にはやはり叶いませんね。
白い景色、時々訪ねたくなりますよね〜。
楽しみにしています。
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etigoya13-3 at 2016-12-25 00:28
> yukkescrapさん
当初私が同行する予定はなかったのですが「雪景色の写真を送って〜」と催促していたら、大きなクリスマスプレゼントがきました。
実際の雪景色の中で過ごすクリスマスは最高です。
と言っても村はロシア正教なのでクリスマスは1月なのですが。
影長いですよね午前中なのに。
これにならって少しは実際の足も長くなったら嬉しいのですが。
編み物はやっと模様がわかりやすくなり編むのが楽しくなっています。
当初私が同行する予定はなかったのですが「雪景色の写真を送って〜」と催促していたら、大きなクリスマスプレゼントがきました。
実際の雪景色の中で過ごすクリスマスは最高です。
と言っても村はロシア正教なのでクリスマスは1月なのですが。
影長いですよね午前中なのに。
これにならって少しは実際の足も長くなったら嬉しいのですが。
編み物はやっと模様がわかりやすくなり編むのが楽しくなっています。
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etigoya13-3 at 2016-12-25 00:31
> echalotelleさん
そちらは今日イブですね。
私は懐かしい景色、道、煙に友人たちと楽しい夜を過ごしていました。
料理って名前は同じ材料を日本で買ってもやはり気候風土の差から食感が違ったりして気候風土に根ざして発展している味なのだなとしみじみ感じました。
やはり現地の空気、現地の人たちが通う店で食べるとおいしいですね。
良いクリスマスを!
そちらは今日イブですね。
私は懐かしい景色、道、煙に友人たちと楽しい夜を過ごしていました。
料理って名前は同じ材料を日本で買ってもやはり気候風土の差から食感が違ったりして気候風土に根ざして発展している味なのだなとしみじみ感じました。
やはり現地の空気、現地の人たちが通う店で食べるとおいしいですね。
良いクリスマスを!
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hokui44do05 at 2016-12-25 08:30
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etigoya13-3 at 2016-12-25 10:08
> hokui44do05さん
久しぶりのロシア宴席は体がついていきませんでした。
それでもロシア人が数ヶ月前から考えるシナリオで演じる劇などは何度見ても楽しいです。
今回は衣装もロシア伝統衣装(男女共)だったりして喜んでしまいましたよ。
ロシアの宴席ってサラダをこういう風テーマに形作るの四季で、プチトマトのキノコとか鶏とかよく考えますよね。
羽やトサカ、顔のしたに垂れる部分はトマトで整形してありました。
鰊のサラダは層に重ねていくのですが美味しいですよ。
塩漬け鰊と茹でた馬鈴薯は王道の組み合わせのところへビーツやゆで卵も入って食べ応え満点です。
煙、昨日の夜はまたかなりだらけてしまっていました。
シャキッと立ち上がるにはもっと気温が下がらないと難しそうです。
久しぶりのロシア宴席は体がついていきませんでした。
それでもロシア人が数ヶ月前から考えるシナリオで演じる劇などは何度見ても楽しいです。
今回は衣装もロシア伝統衣装(男女共)だったりして喜んでしまいましたよ。
ロシアの宴席ってサラダをこういう風テーマに形作るの四季で、プチトマトのキノコとか鶏とかよく考えますよね。
羽やトサカ、顔のしたに垂れる部分はトマトで整形してありました。
鰊のサラダは層に重ねていくのですが美味しいですよ。
塩漬け鰊と茹でた馬鈴薯は王道の組み合わせのところへビーツやゆで卵も入って食べ応え満点です。
煙、昨日の夜はまたかなりだらけてしまっていました。
シャキッと立ち上がるにはもっと気温が下がらないと難しそうです。