2017年 12月 23日
展覧会のオープニングパーティーに参加する |
雪→曇り時々晴れ 気温氷点下20→23度
つかの間の太陽は貴重だわとちょっと散歩へ出てきました。
夕方文化会館の展覧会オープニングに行く予定が入っているのでその前に。
まだ15時前の時間帯ですがほとんど夕方の景色ですね。
今日は逆に微妙なところも気温がそれだけ高いということだと思って写しておきました。
煙突から出てすぐだらりと流れていく方向は気温が暖かい時の方向。
本当に煙を見ると分かりやすいわ。
村に着いた日から比べれば順調に気温は下がって冬らしくなりつつあるけれど、まだ暖かいということですね。
夕方文化会館の手芸や絵画の教室が開かれている部屋で今日は絵画教室の展示会及びオープニングパーティーへ。
絵画教室の先生をしているのが私が白樺細工を習った芸術家さん。
本業画家だから本業の仕事ですね。
それでも展示には根や樹の枝で作った籠も展示されていました。
これ私もやってみたいのだけれど、芸術家さんをして「すごく力がいる」と言われるとやや腰が引けてしまう。
今までの展示の中では一番絵画の量が多くシベリアらしい風景見応えがありました。
芸術家さんは白樺細工やユーカリの皮を使った籠なども展示。
ユーカリの籠は旅行先で落ちていたものを手で裂いて籠にしていたら周りにいた人から壊れてプチ籠編み教室となったと話しに聞いていた時の籠でした。
うーむ旅行先でも常に素材を見つけるってさすが。
いやその前にそれだけのんびり過ごせる旅行ができるところがいいわ。
芸術家さんが見本の絵を描いておいて、それをみんなで描いていくそうですが個性が出ていてちゃんと違う絵に仕上がるのが面白い。
絵画だけかと思いきや、時々芸術家さんの白樺細工も。
こちらはロシアの伝統的衣装に使われる装飾品を白樺細工で再現したもの。
素材を使いこなすところはさすが師匠。
冬らしい季節の絵があるかと思えば、花の絵や猫の絵もありなかなか幅広い。
私は狩猟小屋のある雪景色がとっても好きなのでこの絵の題材がたくさん並んでいたのが嬉しい。
同じ題材を書いていてもしっかり個性が出てくるんですよね。
知人が意外に絵画教室に参加しているようで年齢が上がっても新しい趣味を見つけて取り組んでいるところは見習わねばと思ったのでした。
ここは村から行ける場所としては私も大好きな場所。
秋や冬の景色は素晴らしいと思ってはいてもなかなか絵に描くまでに至らず。
というか風景苦手でつい後まわし。
いつか私も描いてみたい。
枝を組んで作られたЁлка(ヨールカ/樅の木)には猿の白樺細工が。
この猿おへそも付いていて結構作りが細かい。
見ていて癒されちゃう。
オープニング時点でチョコレートとシャンパンが空いているのだけれど、見に来た人が帰ると今度はオープニングパーティーが始まり。
手芸部門と合同の時は男性(参加者の家族)がいることもあるけれど、今日は連れ合いのみでなかなか濃厚な時間に。
連れ合い大変そうと思ったら途中で劇に駆り出されていました。
作品が飾られていた机はあっという間に宴席の料理が並びます。
この手際のよさはさすが。
基本は皆さんが家で作ってきて運んだもの。
器やコップも一部は持ち込み。
使い捨てを買ってくるのではないところが村だなって思う。
前菜/果物/メイン/デザートまでちゃんと揃います。
前回村に来た時も文化会館のこの部屋でのオープニングに呼ばれたことがあり、その時はちょっと高めで量の入ったチョコレートを持参しただけだったけれど、今日は塩こぶと野菜を和えた即席漬けと〆鯖を持参しました。
芸術家さんにはレシピを聞かれたので連れ合いに書いてもらいました。
〆鯖結構人気なんですよ周りのロシア人には。
私はキノコを炒めたものを載せたオープンサンドがお気に入りです。
うう、どんな味だったのか気になる。
珍しい。
お酒の量は前日とは比べ物にならない少なさだった上、私はノンアルコールの飲み物を飲んでいたので酔っ払うことなく最後まで。
こちらは芸術家さん宅定番のはちみつケーキ。
ミキサーで撹拌はするけれど泡で焼き上げるのではなく重曹で膨らませているもの。
はちみつのおかげでバターなどの油分は入っていないけれどしっとりふんわり。
そこに胡桃やベリーの入った濃厚クリームタイプのСметана(スメタナ/サワークリーム)が挟んであります。
これ私は好物なのだけれど…大きすぎるでしょう。
切り分けたものが19㎝以上ある三角形で高さも15㎝超えでこちら載漪といえばこちららしいけれど。
ケーキは絵画教室に参加している知人も焼いてきていてなんと2種類食べることに。
こちらも日本のロールケーキからするとやや大きめ。
日本のロールケーキの生地よりやや粗めではあるけれど同じような手順で作った生地に生クリームとベリーを混ぜたものを塗って巻いてあります。
仕上げにチョコレートを削って。
これがほとんど完食されたっていうのがすごい。
料理の方もよようより片付いていたのにまだ入る余地があるのねみなさん。
いやー都会のロシア人女性同士の集まりが同じかはわかりませんが、村の女性陣が集まってワイワイやる時は未だお酒は必須で体力勝負なのねと濃厚な時間を体験した夜となりました。
今日もなんとかその日のうちに帰ることができました。
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by etigoya13-3
| 2017-12-23 23:56
| 旅
|
Comments(2)
Commented
by
M
at 2017-12-26 10:54
x
ここ見逃してました!
相変わらず、皆さんの作品は、素晴らしいですね。
特に最後の方に出て来た、狩猟小屋のある雪景色の絵が、
すごく気に入りました!これは、素晴らしい。
お料理とケーキ、全部美味しそう!
私もグリルチキン、食べたいと思いました。
持ち帰った人、いいなぁ。
相変わらず、皆さんの作品は、素晴らしいですね。
特に最後の方に出て来た、狩猟小屋のある雪景色の絵が、
すごく気に入りました!これは、素晴らしい。
お料理とケーキ、全部美味しそう!
私もグリルチキン、食べたいと思いました。
持ち帰った人、いいなぁ。
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Commented
by
etigoya13-3 at 2017-12-26 19:38
> Mさん
やはり短時間で描いているのでどうしても筆数が少ないとは感じますが、短時間にこれだけ書けるのかと驚きながら見ていました。
料理はそれぞれ作った人が余った分は持ち帰ったので、ご自宅で食べたのではないかと思います。
どれも美味しかった。
やはり短時間で描いているのでどうしても筆数が少ないとは感じますが、短時間にこれだけ書けるのかと驚きながら見ていました。
料理はそれぞれ作った人が余った分は持ち帰ったので、ご自宅で食べたのではないかと思います。
どれも美味しかった。