2019年 01月 13日
出発 |
雨→曇り→晴れ 気温9(東)→氷点下(これ以降すべて)9(ハ)→13(ハ)→21(イ)
(ハ):ハバロフスク (イ):イルクーツク
まずは極東までの3時間弱の空の旅。
思ったほど雪景色ではなくこの辺りもこの冬は暖かいのだろうか?なんて思いながら乗っていました。
往路の飛行機で景色を楽しめるのは最初のハバロフスクまで。
乗り継ぎ便はとっぷり日がくれた後なので見えても明かりぐらい。
3人がけの席を2人で座ることができたので窓からの景色を楽しみました。
空を遮るもののない景色とその色合いは飛行機からならではですね。
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いつものリムジン乗り場となっているホテルロビーに早めに到着してのんびり。
今日は駐在中利用することの多かった時間帯より2本後ということもありすでにロビーの外は明るいので印象が違うけれど、早朝まだ薄暗く人もまばらな時間帯に出迎えの花を明るくなり始める窓の外を一緒に眺めるのが好きです。
今日は種類を変えた水仙が活けてあり、花の裏側にあるソファーでくつろいでいると出入りのあるたびにふわりといい香りが。
強すぎずふわりと香ってくる風に癒されました。
出発前日から私の腰の調子が悪いので早め早めの移動を心がけた結果、チェックインカウンターオープンまでしばし時間が。
出発階中央にある椅子で待っているところですが、相変わらず大荷物。汗
預入荷物4個のうち自分たちのものは2個分。しかも自分たちだけの荷物だったらさほどパンパンにはならない。
後の2個は駐在も長くなると色々入り用なのね〜。
頼まれものもあるのだけれどそれ以外もね。
そして真冬のシベリア行きはとにかく東京との気温差もあって現地に入るとすぐに必要なために預入しない上着類が嵩張ります。
私が着ているコートはクリスマスプレゼントにもらったものだけれど、ダウンではないのでまだ嵩がそれほどでもないけれど連れ合いのダウンは脱いだら脱いだ時の形のままそこに自立しそうなほど嵩張っています。苦笑
ほとんど着ぐるみ。
家では林檎を食べただけなので、カウンターオープンを待つ間持って来た果物やお菓子を食べて小腹満たし。
とちおとめは大粒で甘いのになぜだか安値B級品八百屋でお手頃価格で売っていたもの。
あまりに歪だから?
みずみずしくて甘くて酸味もあってとても美味しかったです。
年始の挨拶に伺った際にいただいたお菓子からカステラを半分こ。
これにコーヒーが朝食がわり。
今回の極東ルートは駐在に帯同した初期、日本からの出発空港は新潟/青森/成田とすべて違うけれど経験したことがあり。
それでも10年以上ぶりなのでほとんど初めてに近い気分の私に対して、連れ合いは何度もあるからワクワクする温度差激しい。苦笑
このルートだと日本からの出張者も他のルートよりも多いと話していたけれど、駐在中一度家に訪ねて着たことのある元上司?にまで会うとは。
連れ合いが合いの手入れるのがやっとな機関銃トークの元上司のおかげで待ち時間が短く感じました。
なんと今日の目的地まで飛行機が同じだとか。
これはつど待合室は時間があっという間に過ぎそうです。
先方はビジネスクラスだから機内では連れ合い寝ることできそうですね。
村での移動では見慣れた黄緑色の機体も成田空港で見るとなんだか不思議。
久しぶりの極東ルートはどの辺りを飛ぶのかと窓から見ていたけれど…山に詳しくない私では上から見た山々がどこかさっぱり。
それでも雪が積もっている山は日差しを受けて美しいとだけは感じながら眺めていました。
この後雑誌を読んで少しうたた寝したら既に日本海に抜けてしまっていた。汗
結局どの辺りから日本海へ抜けたのかわからずじまい。
うたた寝から覚めたのは飲み物のサービスが始まったから。
続いて軽食が配られ成田→ハバロフスクS7はサンドイッチでした。
イルクーツク→北京のサンドイッチは2種類から選択だったけれど、今日は1択。
鶏肉のサンドイッチは材料をよく確認し玉葱の表記がないので安心して。
日本の食パンと比べるとちょっと固めだけれど、美味しかった。
マスタードが聞いていてさっぱり系。
短時間の飛行機を乗り継ぐ時って動かないのについ機内食を食べ過ぎて体が重くなるのを避けることができていいかも。
しかしモスクワからよく利用した国内線S7の客室乗務員の方がもっと私のカタカナ読みロシア語も聞き取ってくれるしロシア語で話しかけるにして聞き取りやすいのはなぜだろうか?
成田発のS7はどうも早口すぎて英語はもちろんロシア語も微妙に聞き取りにくい。涙
ロシア人でないと判断した人に速攻で英語に切り替えるのは国際線ならではだと思うけれど、とにかく英語苦手な私には困る。
いつもの路線の人は基本ロシア語だけだし、英語で話しかけようとするところを連れ合いが「ロシア語でいいよ」というとものすごい嬉しそうにホッとした顔をする上に、そのあとロシア語での話しかけはゆっくり聞き取りやすくしてくれるから助かるのだけれど。
一応英語の訓練を受けて搭乗していることを考えると本来は英語とロシア語の切り替えはすぐにできないといけないのかもしれないけれど、英語が聞こえるだけで緊張してしまう私には嬉しそうな顔してロシア語にしてくれる方が気分的にも大層楽。
昨日買っておいた一幸庵の花びら餅をデザートに。
こちらの花びら餅は泡立てた卵白がたっぷり入った羽二重餅なので手に持った時の感触がもうなんとも言えない柔らかさ。
マシュマロが苦手な連れ合いはちょっとマシュマロみたいだと食べることを躊躇していたけれど、食べたら大丈夫だったみたい。
味噌餡が味噌の味しっかりで甘さ控えめなところが私好み。
ごぼうも先に食べたお店のものに比べると甘さを調整してよりごぼうらしい香りが高く残っていました。
白味噌餡と一緒に包まれている桃色の餡、他のお店だと食紅利用かもっとしっかりした色合いのことが多いけれど、こちらは淡い色合いで発色としては綺麗とは言えないけれど、きつすぎず好みです。
ああ、もう少し早く思い出して買いに行けばよかった。
そうすれば2回ぐらいは食べることできたのになー。
今回は短時間の飛行で乗り継ぐので機内食を食べようと思うとあまり寝る時間なし。
そこで雑誌を数冊買い込んで機内へ入りました。
そのうちの1冊は以前ギャラリーオーナーから聞いて発売を楽しみにしていた雑誌。
「民藝のある暮らし かご、南部鉄器、漆器」宝島社
ちょうど成田で雑誌の物色をしていたら発売されていたので手に取りました。
心待ちにしていたのは特集内容ももちろん好きだからなのだけれど、ギャラリーオーナーが紹介してくださったことにより、谷中SLOW様に納品したものを購入いただいた針山が掲載されているから。
こうやって手にとっていただいた方が雑誌に載ることで自分が作った籠が紙面に載るのはなんとも感慨深いものがあります。
村に移動するまでまだ飛行機での移動があるので楽しみに読みたいと思います。
そうこうしているうちに日本より1時間先に時間の進むハバロフスクの空港へ到着。
着陸時のアナウンスでは外気温氷点下9度でしたが、国際線ターミナルから国内線ターミナルへ移ると気温ががやや下がって氷点下13度。
うーんこれぐらいの気温だと全く寒くない格好だからむしろ心地いいわ〜。
S7の機内が暑すぎて汗かくぐらいだったのでコートをきてフードをかぶっていれば外も気持ちがいい。
雪はかいているということもあるだろうけれど、道端もあまり積もっていなくて足元も心配なし。
久しぶりなので最初は気をつけないとね。
ここで転んで怪我なんかしたら悲しすぎる。
Святое Богоявление(スヴャトエ ボゴヤヴレーニエ/聖なる神現祭)までは新年おめでとうの看板と一緒にクリスマスの飾りもそのまま。
今年は西方/東方教会どちらのクリスマスも粛々と過ごした感じでご馳走たっぷり〜とならなかったから最後の楽しみが神現祭なのだ。
それまでには村に着いているから楽しみです。
過去のСвятое Богоявление(スヴャトエ ボゴヤヴレーニエ/聖なる神現祭)のリンクあり。→☆
ハバロフスクので乗り換えた国内線、私は初めて利用のAurora航空、機内食が楽しみでした。
連れ合いの情報では時々選択肢に羊が入ることもあるのだとか。
ボックスの外装は冬仕様なのか?別の季節にも利用経験のある連れ合いは気にしていなかったみたいでなんだったか覚えていないらしい。
手前から魚の前菜/カトラリーセット/奥お右から黒パン/お手拭き/白パン/バター/ケーキ入り。
中身は航空会社が頑張っているのか、極東で材料が安いからかものすごく久しぶりに魚の前菜が入っていた♪
嬉しすぎてレモンを避けるの忘れてしまったから魚がほとんど見えていないけれど。
パンはどちらもエコノミークラス機内食で出てくるものとしては予想より美味しくてバターと魚前菜(鮭と鱒)でサンドイッチにしていただくと最高。
温かい料理、今日は魚と鶏の選択。
シールで分けられているので、受け取った方も確認しやすいところはいいですね。
私が魚で連れ合いが鶏肉に。
最初にソフトドリンクが配られた時、客室乗務員は英語で話しかけつつも微妙に詰まるので連れ合いがロシア語でいいよと伝えたらロシア語の方がやっぱり楽なのかロシア語に。
そうしたら、今度は別の客室乗務員が料理の選択を英語で噛みながら言おうとしていたら先の客室乗務員が「ロシア語大丈夫よ」と言ったとかで母語のロシア語にちょっとホッとした顔で切り替えているのを見て、こちらもホッとする。
ロシア語なら材料名は聞き取れるからすぐに反応できるしね〜。
英語が苦手すぎて英語で素材名言われても時々頭に浮かばないこともあって。滝汗
赤い魚と馬鈴薯/鶏肉とマカロニという選択だっと聞き取れれば馬鈴薯が食べたいから魚と即決です。
やっぱり海が近いからなのか、魚の身も厚くジューシーで馬鈴薯が甘くて美味しくてこれは当たり。
上のソースは特に必要なくて塩胡椒で食べても美味しい魚。
連れ合いの鶏肉もあまり凝りすぎていないぶん口に合う合わないが出にくくて美味しかったです。
機内食変にどこどこ風とか言って凝り過ぎるよりこういう定番料理が美味しいと思う。
久々にロシア国内線で美味しい魚の機内食に当たって嬉しい。
日本より1時間進んでいるハバロフスクから数時間の空の旅で今度は1時間遅れのイルクーツクへ到着。
イルクーツクの空港では連れ合いの元上司?の方が車の迎えがくるからとホテルまで送ってくれました。
荷物があるので助かります。(一緒に働いていた時はこんなによくしてくれたことはなかったとは連れ合い弁。苦笑)
新しくできたというホテルへチェックイン。
部屋は狭いとフロントの方が言っていたけれど。トランクを開ける場所はあるし、荷物を置いておく場所も十分あるので問題なし。
今まで私がイルクーツクで宿泊したホテルと比べると断然新しいので室内は綺麗で水も古いホテルでは茶色く少し匂いもある水が出るところがあることを考えれば快適です。
バスタブがあればなおいいのだけれど。
室内にお茶セットはなく、1階にある24時間空いているカフェで飲み物を頼んで室内へ持ち帰るかお湯をもらう形でした。
コーヒーを買って部屋で食べたのは焼いて持ち込んだ焼き芋。
小腹が空いてしまって。
品種は紅ほっぺ。
これもしっとりしていて美味しいわ〜。
部屋からは教会が。
明日は冷え込むだろうか?
村までの移動でどんな感じに景色と気温が変わるか楽しみです。
by etigoya13-3
| 2019-01-13 23:41
| 旅
|
Comments(2)
Commented
by
M
at 2019-01-15 07:33
x
ロシアへの旅、始まったのですね。
今回はハバロフスクから入るのですね。
わぁ、飛行機からの景色、素晴らしいですね。
山々と雲海素晴らしく美しい!
へぇ、氷点下9度でしたか。それほど寒くないですね。
稚内も今朝はプラスの1度と暖かいです。
今年は雪がすごく少なく、アスファルトが見えています。
しかし、1週間、妹の住む名寄(なよろ)と言うという
旭川の隣で過ごしたのですが、氷点下18度でした!
これからロシアの旅、楽しみにしています!
今回はハバロフスクから入るのですね。
わぁ、飛行機からの景色、素晴らしいですね。
山々と雲海素晴らしく美しい!
へぇ、氷点下9度でしたか。それほど寒くないですね。
稚内も今朝はプラスの1度と暖かいです。
今年は雪がすごく少なく、アスファルトが見えています。
しかし、1週間、妹の住む名寄(なよろ)と言うという
旭川の隣で過ごしたのですが、氷点下18度でした!
これからロシアの旅、楽しみにしています!
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Commented
by
etigoya13-3 at 2019-01-15 12:53
> Mさん
沿岸州はもともと村よりも気温は高いからそうだろうとは思っていましたが、風が弱かったのが楽でした。
気温が高くても風が強いと体感は寒いので。
短いフライトなので機内食を食べたりしているとあまり見ている余裕はないけれど始まる前に少しだけ楽しめました。
ついた先は21度とほどほどで冬としては過ごしやすく気持ちが良かったですよ。
寒冷地用に着込んで移動しているから20度を下回らないと暑すぎて汗をかいてしまいました。
色々移動するわけではない日常生活なので目新しいことはないけれど久しぶりにゆっくり冬滞在なので楽しみです。
沿岸州はもともと村よりも気温は高いからそうだろうとは思っていましたが、風が弱かったのが楽でした。
気温が高くても風が強いと体感は寒いので。
短いフライトなので機内食を食べたりしているとあまり見ている余裕はないけれど始まる前に少しだけ楽しめました。
ついた先は21度とほどほどで冬としては過ごしやすく気持ちが良かったですよ。
寒冷地用に着込んで移動しているから20度を下回らないと暑すぎて汗をかいてしまいました。
色々移動するわけではない日常生活なので目新しいことはないけれど久しぶりにゆっくり冬滞在なので楽しみです。