2019年 04月 11日
季節は進む |
晴れ風強し 気温(摂)3→(氷)3→(氷)1→0→(氷)5度
写真だけ見ているとプカリプカリとのどかな雲の様子に暖かそうだけれど、今日は風も強くあられも降って朝にはすっかり気温が下がっていた。
早朝というか深夜にプラスだった時間帯の後に一気に下がったのね。
一時的に0度になった夕方を除けば久しぶりに氷点下の時間が長い。
おかげで体感は実際の気温以上に寒い。
村の周りは森林も多いため空気はもともと澄んでいる上に、気温も下がり、風も強くそれがより一層日差しを強く感じさせていた。
今日は紫外線を浴びるとサングラスになる眼鏡にすべきだったな。
川の上はもちろん、村の中も風が強くて帽子をしまってしまったことを軽く後悔しながらポンチョのフードをかぶっての散歩。
今回上着を悩んだ末防寒性能もそこそかるポンチョにしたのは正解だったと改めて実感中。
季節は進む、着実に春。
1週間ちょっと村を離れる間にさらに景色が変わるかと今からワクワクしている。
さてどうなっているだろうか。
旧ブログ「丁寧な生活をゆっくりと」
日々作ってみた食事レシピブログ「これ旨いのか?」↓日差しは初夏ぐらい強いわねと思われましたら一押しポチリとお願いします。
つづきもよかったら。
帰任してから後、村に滞在してホテルへ宿泊する機会は何度かあれど朝からお誘いがあることが多くせっかくついている朝食に有り付けないことが多かった。
今回は珍しく朝ゆったり食事。
朝食もメニューが増えていてどれもあるらしい。
そこはかなり改善された?
Каша (カーシャ/粥:穀類をぽろぽろに炊いたもの)と悩んだ挙句Вареники(ワレーニキ/茹でピロシキ 具は主に野菜と凝乳/果物)に決定。
皮モッチモチで中のピューレも美味しくて満足の朝食。
ホテルに宿泊する際はやっぱりちゃんと朝食食べたい。
部屋の前はちょうどレストラン入り口の屋根があるのだけれど出社する連れ合いを見送った後、窓から外を見ると屋根が白い?と道路を見れば道路もうっすら白い。
その後少しして見たら日当たり抜群のため白さはすっかりなくなっていた。
散歩へ出て朝見た白さは雪だと思っていたら、あられだった模様。
結構降ったのね。
川までの道はあられがそのまま残っていた。
河原へついて景色を満喫していると、川の上に黒い点。
デジタルズームの限界まで寄って見てなんとか見えた黒い点はなんと車と人。
人はねまだ大丈夫と自分が乗っても思えるけれど、車もまだ大丈夫とは。
対岸からの方がはるかに近い位置にいる車。
何をしているのだか?
河原から臨凍った川。
まだ全面凍結しているものの、河原の土や草が見えはじめ流木も姿を現していた。
透明な氷も見えはじめ春の装い。
氷に入る亀裂も縦横無尽に走りはじめていた。
これがどんどん深く太くなり、そのうち水が見える日がやってくる。
その時期はまた今とは違う美しさがあって散歩が楽しいのだけれど、その頃村に滞在しているだろうか?
この冬は雪解けも早いから少し期待中。
ぜひともあの清らかな音を聞いて滴る水を見て見たい。
日差しが強く雲のない部分は抜けるような青空の今日、雲の影もくっきりはっきり。
プカリプカリと浮かぶ雲が風で流れ太陽を隠せば一気に暗くなり、通り過ぎればまたぱ〜っと歩くなる。
空模様だけなら本当に初夏な見た目なのにこの寒さ。
視覚と体感に差があり過ぎる!
これだけ強い日差しにさらされているというのに、川の上では朝降ったあられは溶けずにそのまま。
気温下がっているのでは?とここでようやく気づく。
しっかりフード被らないと風邪をひきそう。
ちょうど太陽の前を雲が通過、この明暗はっきりな感じは冬にはなり色合い。
これだけ威力ある太陽の日差しなのに今日は全然暖かさ無し。
うーむ、おそるべしシベリアの寒気。
すっかり白くなった木の根、夏になると以前のように半分ぐらい水に浸かるだろうか?
この根の水面に出る様子がまたなんとも味わい深いのだ。
角度によって恐竜のように見えたりすることも。
そんな想像をするのは夏の夜の散歩の醍醐味だったなと思い出しながらの散歩。
一応まだ川の上散歩できています。
萌え出る白樺や柳の枝。
明るい日差しを受けより一層赤みを増しているような。
絶賛成長中の色合いにたくましさを感じる散歩道。
村の春は日差しだけ初夏先取り中。
この辺りに来るともう土は乾いているし、空の雲は低くプカリプカリと浮いていて初夏と言っても誰も疑わないと思う。
まだ暖房はついているから稼働していないわけではないけれど、煙が見えない煙突は雲に溶け込み存在感やや薄め。
変わって存在感を増しつつあるのは窓辺の苗。
まだ村ではДача(ダーチャ/菜園付き小屋)の準備を欠かさない世代が活躍中。
あちこちで苗が一番日当たりいい場所独占中。
今日のお昼はカフェに行って食べるほどにはお腹が空いていない時に外出していたので、念のためパンを3種類買って来る。
ガンブルグ(ハンブルグ)はてっきりハンバーガーだと思って買ったのだけれど、この店のガンブルグは刻んだКолбаса(カルバサ/ソーセージ・ソフトサラミ)ときゅうりの漬物がチーズと重ねてあるものだった。
これが意外にもまた買いたいと思わせるなんとも言えない味わいでちょっと頬弛む。
すごく美味しいというのとは違うのだけれど、なんだかクセになる味。
もう1個は店員絶賛のパン。
生地だけで中に詰め物無し、ほの甘く生地自体が美味しいので確かに美味しかった。
夜20時過ぎ、連れ合いとアパートで待ち合わせのため外出。
今の時期はこの時間に夕焼けが見えるのね、そしてその夕焼けのなんと移動したことか。
夏はさらに右手方向へと移動していく。
東京より太陽の動きがダイナミックで、8年もいたけれどやっぱり感動する。
芸術家さん宅では1人で留守番中のご主人とお茶のひと時。
ソチ土産だというイチジクとヘーゼルナッツとレモンのВаренье(ワレーニエ/果実の形が残る緩いジャム)は最高だった。
自分ではなかなかこんな風に作れないのは煮詰めすぎか?
今年もう1回ぐらい挑戦してみよう。
この後ホテルへ戻って食事の予定が、利用者が少ないからとすでに調理スタッフが帰宅していて料理が出せないと言われる。
まだ閉店予定時間まで3時間近くあるというのに。
それなら夕食をいるかどうか宿泊時に聞いてほしい。
そんなわけで芸術家さん宅で頂いたクラッカーとバナナが夕食となってしまったのでした。
ホテル、せっかくメニューが増えたり変わったりしてちょっと試したいものがあったのに残念。
日付が変わると移動に入ります。
by etigoya13-3
| 2019-04-11 23:45
| 日々の事
|
Comments(2)
Commented
by
M
at 2019-04-12 10:57
x
出発してたのですね!
2回目の車で12時間ほどの長距離移動と書いてあって、
読んでびっくり!凄いなぁ。
北海道内の移動も長距離ですが、ここは更に上を行く、
広大さで圧倒されますね。
美しい青空に真っ白な雲ですね。
しかし、風が強いんですね。
凍った川の上を車で通れるんですね。気温が上がっても大丈夫なんですね。
なんとも美しい風景!
茹でピロシキ!食べてみたいです。美味しそう。初めて見ました!
茹でたピロシキもあるのですね。
ガンブルグというハンバーガーみたいなのも美味しそう。
わぁ、イチジク、ヘーゼルナッツ、レモンのワレーニエ、
これはたまらない!美味しいに決まってますね。
美味しいものばかりで興奮しました!
2回目の車で12時間ほどの長距離移動と書いてあって、
読んでびっくり!凄いなぁ。
北海道内の移動も長距離ですが、ここは更に上を行く、
広大さで圧倒されますね。
美しい青空に真っ白な雲ですね。
しかし、風が強いんですね。
凍った川の上を車で通れるんですね。気温が上がっても大丈夫なんですね。
なんとも美しい風景!
茹でピロシキ!食べてみたいです。美味しそう。初めて見ました!
茹でたピロシキもあるのですね。
ガンブルグというハンバーガーみたいなのも美味しそう。
わぁ、イチジク、ヘーゼルナッツ、レモンのワレーニエ、
これはたまらない!美味しいに決まってますね。
美味しいものばかりで興奮しました!
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by
etigoya13-3 at 2019-04-12 18:33
> Mさん
私は車酔いするのであまり車移動の経験はありませんが、途中からは道がよくなるので実際の距離は結構あるのだろうなと思います。
こちらの運転手さん飛ばすから。
飛行機が取れない場合車が一番早いみたいです。
空気が済んでいてこの日は本当に美しい景色でした。
ピロシキって何かを包んだものなのでそういう訳が辞書に載っているのかもしれません。
どちらかというと茹で餃子の中身がピューレというのが一番しっくりくるのですが。
美味しいですよ、ただし炭水化物の中身に炭水化物だけれど。
ガンブルグはハンブルグのロシア語読みなので本来はハンバーガーです村でも。
なぜかこのお店でだけ細切りの肉加工品だったのだけれど。苦笑
味はなんとも癖になるものだったから別にいいけれど、ハンバーガーを想像して食べたので全然違って中身再確認しました。笑い
ワレーニエはもう家庭の数というか作る人の数だけレシピがあるようなものなので楽しいですね。
私は車酔いするのであまり車移動の経験はありませんが、途中からは道がよくなるので実際の距離は結構あるのだろうなと思います。
こちらの運転手さん飛ばすから。
飛行機が取れない場合車が一番早いみたいです。
空気が済んでいてこの日は本当に美しい景色でした。
ピロシキって何かを包んだものなのでそういう訳が辞書に載っているのかもしれません。
どちらかというと茹で餃子の中身がピューレというのが一番しっくりくるのですが。
美味しいですよ、ただし炭水化物の中身に炭水化物だけれど。
ガンブルグはハンブルグのロシア語読みなので本来はハンバーガーです村でも。
なぜかこのお店でだけ細切りの肉加工品だったのだけれど。苦笑
味はなんとも癖になるものだったから別にいいけれど、ハンバーガーを想像して食べたので全然違って中身再確認しました。笑い
ワレーニエはもう家庭の数というか作る人の数だけレシピがあるようなものなので楽しいですね。