2019年 05月 24日
摘んで作る |
小学校の近くに廃墟となって手入れしていない草地があるのでそこをうろうろ。
時々しゃがんでは何かを摘んでいる私を横を通り抜ける子どたちは不思議そうに眺めていました。
摘んでいたのはПолынь(ポリン/蓬)。
村では今ぐんぐんと新しい芽が成長中。
そこここで生えています。
遠目に色目や様相の似ているものがあって近くに行くと違うっていうこともあるのだけれど、比較的見つけやすい野草です。
前回の散歩で摘んだものだけではちょっと心もとなく同じぐらいの量を摘んできて下ゆで。
すり鉢はないのでひたすら刻んで刻んで刻む。
パン生地に餡を包むものは苦手だったのだけれど、年明けからの村滞在でようやっと慣れてきました。
さてうまく焼き上がっているでしょうか?
これは別の今回焼いて見たかった在庫消費のパンを焼いた後に仕上がったので食べるのは明日に持ち越しです。
寝る前に保存袋に入れておかねば。
摘む、茹でる、刻む、練り込むどの工程でも春の香り満喫です。
食べても満喫できるといいなー。
以前帯同していた時は草団子を作ったり、柏餅を作ったり、草団子に蓬味噌餡をかけたり、甘納豆入り蓬パンを焼いたり、蓬の炊き込みご飯を作ったり、蓬あんぱんを焼いたり、うどんを打ったり、白玉を作ったりと春の味覚を楽しんだのが懐かしいです。
柏もやうどんが結構うまくできて感動したことをつい最近のことのように思い出していました。
蓬うどん食べたくなってきた。
旧ブログ「丁寧な生活をゆっくりと」
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つづきもよかったら。
食材消費お昼はパスタ。
ペペロンチーノの素が1袋残っていたなと思ってお湯を沸かし始めて確認したら…具だけ。
どうやら連れ合いは後のせ具材を使わずソースだけつかっていたらしい。
そんなわけで在庫消費ができたのは麺と野菜るいとなりました。
唐辛子と大蒜をじっくり炒めて茹で汁少々で乳化させ、パスタと一緒に茹で上げたキャベツとともに和えて完成。
この前買ったフライパンで作っているのだけれど、今日は大蒜の加熱具合が絶妙で香り高く美味しかったな。
在庫消費した麺は箱に入っていて連れ合いが村で買うスパ麺の中ではちょっとお高め。
高めだけれど買う価値あり。
アルデンテに茹で上げた時の歯触り最高です。
美味しかった。
午前中から始めたパン作り。
私はながら作業なので、短時間で焼き上げまで持って行くことは興味なくイーストの働きに任せてのんびり発酵中。
その間に連れ合いから連絡があり、それならば夕方の散歩をとなったのでした。
夕方というか19時を結構過ぎているし夜ですね時間的には。
日が長くなって19時30分を過ぎていてもこ白樺の若葉が輝くほど。
そよそよと風に揺れる枝が心地よい。
久しぶりに散歩の時間に太陽が出ているからもう少し歩きたいところだけれど、ただいま生地を休ませ中なので今日はここで折り返し。
折り返すと、夕日受け透ける若葉がきらめいている。
ああ、やっぱり夕方という色合い。
遠くに見える川はゆったりと流れていて、帰国前にもう一度散歩へ行きたいなー。
街路樹の白樺も若葉が目立つようになってきて、これから村はいい季節。
若葉が眩しくなる頃には東京だからちょっと残念だけど、少しは緑になるところを見ることできたしね。
今日まず焼いたのはХачапури(ハチャプリ/ジョージア(旧グルジア)のチーズパン)。
こちらにいるとグルジアの名称のままだからすっかり忘れていたけれどジョージアですね。
1月の滞在中から作りたかったのだけれど、なかなか組み込めずここにきてようやっと。
在庫のチーズがこれにて完了。
滞在中アパートのオーブンは今まで使ったオーブンより高さが低いのでなかなか感覚掴めず。
さらには下段に鍋を入れて同時調理をしている関係で、ただでさえ高さがないところに上の熱源に近い段へトレイを入れるから予定温度だと外ばかり焦げ中が生焼けになりそうで途中から温度を変更。
途中でトレイの前後を入れ替えたりしてもやっぱり焼きムラが。
手強いオーブンだった。
以前滞在したアパートのオーブンは大きくて楽だったのでよりそう感じるのかも。苦笑
このパンはチーズさえ揃えば東京で作った方が焼き上がりは綺麗になりそう。
断面はこんな感じ。
チーズ少ないかなと思った通り少ない。涙
もう少し量があればよかったのだけれど、残念。
ハチャプリは種類があるのだけれど、今回はイースト生地で閉鎖型の薄焼きタイプを作りました。
舟形で上に卵を落として焼くものも有名だけれど、あれは小さく作ればいいけれど大きすぎると保管がね2人だと食べきれないし1度で。
この薄焼きタイプは切り分けて冷凍もできるのでオススメです。
あとはКефир(ケフィール/発酵乳)と膨張剤で作るお手軽記事もあるけれど、いつか試してみたいです。
今日使用したチーズは以前買ってみて乳の味濃厚で美味しかったもの1個にとろけるナチュラルチーズを加えて。
乳の味は好きだけれど、食感はもう少しとろけるチーズが多い方が好みかな。
次はその辺りを調整して。
ハチャプリは1枚ずつ焼くので、焼いては成形を繰り返し、さらには蓬の下処理や次のパンの仕込みなどで気づけば夕食を食べずに夜遅く。
さすがにお腹が空いて在庫消費の養々麺ミニ。
一袋3食入りを村へ戻った時の夕食に1回使ったあと残っていました。
普段なら夕食にするには量が少ないのでなかなか減らなかった。
今日みたいに夜遅くに食べるならぴったりですね。
お湯をかけて戻すだけの素麺だけれど、コシがあってとても美味しいです。
茸や海藻たっぷり汁も程よくお気に入り。
ごちそうさまでした。
滞在もあと数日、明日は残り食材の消費とお菓子作りをしなければ。
by etigoya13-3
| 2019-05-24 23:58
| 日々の事
|
Comments(2)
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by
M
at 2019-05-26 13:57
x
そちらも春めいて来ましたね。
空が綺麗な水色で気持ち良さそうです。
ひたすら広い道が真っ直ぐに伸びていますね。
ホォ、ポリンと言う野草を摘んでいたのですね。
わぁ、この三日月型のパン!美味しそう。
チーズパンもなんとも美味しそう!断面がたまらないです!
美味しいものに村の美しい風景!いいですね。
空が綺麗な水色で気持ち良さそうです。
ひたすら広い道が真っ直ぐに伸びていますね。
ホォ、ポリンと言う野草を摘んでいたのですね。
わぁ、この三日月型のパン!美味しそう。
チーズパンもなんとも美味しそう!断面がたまらないです!
美味しいものに村の美しい風景!いいですね。
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by
etigoya13-3 at 2019-05-27 12:18
> Mさん
日本ほどは気温上がっていませんが、むらもようやっと春めいてきています。
初夏に咲くライラックも樹によっては蕾がかなり膨らんでいたので一気に初夏に移行していくのだろうなと思いながら散歩しています。
蓬が今ちょうどいい季節でちょっと歩けばそれなりに摘めるようになってきています。
久しぶりにパンを作りましたが楽しかったです。
そろそろ移動に入るので料理は終わり。
ちょっと寂しいです。
日本ほどは気温上がっていませんが、むらもようやっと春めいてきています。
初夏に咲くライラックも樹によっては蕾がかなり膨らんでいたので一気に初夏に移行していくのだろうなと思いながら散歩しています。
蓬が今ちょうどいい季節でちょっと歩けばそれなりに摘めるようになってきています。
久しぶりにパンを作りましたが楽しかったです。
そろそろ移動に入るので料理は終わり。
ちょっと寂しいです。